ローゼンメイデン TALE61「宝物」 感想 

TALE61が掲載されたヤングジャンプの購入をすっかり忘れていて焦りましたが、どうにか手に入れることができました。感想です。

以前久米田康治氏が描いたローゼンメイデンコラボピンナップポスターが付属していましたが、今回は小畑健によるものが付いてきました。
どのローゼンメイデンが描かれているのか・・・と思いきや書かれていたのは鳥海に作られし双子ドール・ジュディカとマデュリンでした。何とも意外!
雰囲気はデスノートっぽい。


今回の物語は、金糸雀とそのマスターみっちゃんの出会った頃の話から始まりました。

目覚めたての金糸雀に早速まさちゅーせっつをするみっちゃん。さすがです。
その直後にぽかーんとした表情をする金糸雀が可愛い。

どうやらこれは薇の巻きが足りず朦朧とした金糸雀がみている記憶の様です。

前回、みっちゃんは金糸雀の薇を巻くことに成功しましたが・・・巻きが足りず金糸雀は目覚めない。
その間に鳥海に邪魔されてしまう。
もー、鳥海君本当に嫌な奴嫌な奴!
金糸雀はいらない娘とか言っています。全世界の金糸雀ファンを敵に回しましたね。

出会いたての金糸雀とみっちゃんは、今とちょっと違っていて面白いです。
今の金糸雀は「みっちゃん」と呼んでいますが、昔は「マスター」と呼んでいたのですね。

金糸雀って姉妹の中でも結構真面目な方ですよね。
マスターになってくれた人のためならいっしょうけんめい働くそうです。
前のマスターには手紙のお使いをたのまれたりお掃除をしたり、眠るまでずっと演奏することもしていたそうです。
眠るまでずっと演奏・・・子守唄か眠る前のBGMでしょうか。
そんな金糸雀に対してみっちゃんは
おつかいやお掃除など誰でもできることではなく、金糸雀にしかできないことをやってほしいとのこと。
金糸雀自身は自分にしかできないことは「アリスゲーム」だと言います。
みっちゃんにとっての金糸雀にしかできないことは、それとは全く別物で、金糸雀と一緒にいて撮影したりご飯を食べること。

その後のみっちゃんの言葉がぐっときます。
「あなたは特別なお人形 私の一番の宝物よ」

どうやら金糸雀は二番目だということにコンプレックスを持っていたとのこと。
一番目では決してないし、すぐに三番目と四番目がやって来る。金糸雀は二番目である立場をわきまえることを大切にしていたそうです。
水銀燈は次々妹ができることで絶望しておりましたが、二番目に生まれた金糸雀も悩みがあったのですね。

けれどもみっちゃんは金糸雀を常に一番扱い。
金糸雀は「一番の宝物」であり、いつか自分のお店を開いたら「一番似合うドレス」を作ると言い、お客様「一号」は金糸雀になってほしいそう。
金糸雀の心を救ったのはみっちゃんの愛情だったのだと思います。
最後の力を振り絞り、金糸雀は戦おうとしますが・・・力尽きてしまいました。
「みっちゃん 私は私の運命をかわいそうとは思わないわ たくさんのいちばんをもらったから」

力尽きた金糸雀から落ちた薇は思いもよらない所で役に立ちます。
落ちた場所が下の階にある歯車の中で、歯車の動きを止めてしまいました。
その場所にいたまいたジュンはその隙に歯車を組み替えることを思いつき、実行することに。
一緒にいるまかなかったジュンは「危ない」と言いますが、まいたジュンの決心は変わりません。
「僕はこれを組み替える お父様(ローゼン)の時間を 僕の時間に」
その表情からジュンの本気がうかがえます。ジュンは今の状況を打開する切り札となりえるのか・・・次回が楽しみです。

最近のローゼンメイデンの物語は、「ゾンビローン」の中での学校ごと異世界に飛ばされた辺りの話の流れを何だか思い出させてくれます。
ゾンビローンではみちるの空間をねじ切るという思わぬ能力により状況が一変しましたが、今のローゼンではまいたジュンがその立ち位置にいるのではないかと思います。
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