高尾 滋 「マダム・プティ」1、2巻 

久しぶりにここ最近で読んでいる漫画のご紹介。

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花とゆめコミックスの「マダム・プティ」です。
1、2巻が既に発売されています。

時代は1920年代。主人公の16歳の万里子は父の借金返済のために、父の知り合いでもあった30歳年上の俊と結婚。2人の新婚旅行でオリエント急行に乗っての旅が始まったが車内で殺人事件が起こり・・・

亡くなったのは万里子の夫・俊でした。

1巻はオリエント急行内での殺人事件が主な内容です。
借金返済のためという理由付きの結婚ですが、万里子にとって俊は憧れのおじ様的存在でしたので望まない結婚ではありませんでした。
当時としては珍しい年の差結婚であり、万里子自身が大変若いため、オリエント急行に乗り合わせた俊の旧知の友人たちから反対を受けることもありましたが・・・ちょっと強気で頭の良い万里子は凛とした態度でその声もはねのけてしまうのでした。
俊が亡くなった後の万里子の毅然とした態度で、最終的には周囲にも「俊の妻」ということを認めさせてしまいました。

驚いたのは、俊の死はかねてより仕組まれた物だったとのこと。万里子との結婚も、万里子のことは愛情を持って接していましたが仕組まれた結婚でした。
それ位前準備をしてでも行いたかったことは、かつての恋人との駆け落ち。

2巻では俊の駆け落ちの事実を知り、傷心中のままオリエント急行よりパリで下車した後の話。
2巻の万里子は踏んだり蹴ったりな展開です。
俊の形見の指輪をひったくられたり、泥棒の一味と間違えられ逮捕されたり、むかつく画家に指輪を取られてしまったり、熱を出したり・・・何かかわいそうになってくるわ。
俊は駆け落ちしてしまいましたが、万里子にとって大事な人なのは変わらない。どうにかして指輪を取り戻そうとする万里子は何て一途なんでしょう。

マダム・プティの登場人物はなかなか魅力的。
万里子は強気で生意気で頭も良くて、大人っぽい面も子供っぽい面も持ち合わせた少女。

1巻より登場の、オリエント急行の乗客でもあるインド人青年・ニーラムは万里子にべた惚れ。彼もパリで下車しますが万里子を追いかけてきて結構本気で万里子を落としにかかっている様です。
万里子を自分のものにしようと色々と仕掛けますが、お金持ちなためいちいちやることが豪華すぎる。

2巻より登場のフランス人女性のジャンヌは、元は万里子の指輪等をひったくったコソ泥の一人。
最終的には万里子の強さに負けて、一緒に指輪を取り返そうとしてくれます。
実はジャンヌ自身もかつて日本人の画家と結婚していたのですが現在は未亡人で、同じく夫がいなくなった状況の万里子に同情の念もあり、次第に2人は打ち解けることができました。
性格は・・・結構自由な感じ。パリの町を万里子と一緒に回る話が好きです。

意地悪な若い青年画家にとられた万里子の指輪を取り返すために、万里子とニーラム、ジャンヌが結託。作戦が開始されたところで2巻は終了。
いったいどんな方法で画家から指輪を取り返すのか!?3巻が楽しみです。
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