ローゼンメイデン TALE63「少女の条件」 

前回では、お父様が登場。

アリスゲームを止めることに関し、ローゼン(お父様)からジュンへの「きみにその覚悟はあるか」という問い。

ジュンは迷わず「あります」と返答。

その後、ジュンは渡すべき全てがあるという部屋に通されます。お、ラプラスが珍しく真面目な感じだ。

一方、真紅や水銀燈はめぐと合体した雪華綺晶と応戦中。

めぐ+雪華綺晶は敗北を認めないローザミスティカの暴発を利用し、自殺しようとする。

めぐって前から死にたい死にたい死は甘美な誘惑よーなんて言っていましたが、こんな形での死を選ぶとはね。
予想できませんでした。

ジュンが通されたのはローゼンの秘密の小部屋。娘からの手紙やラプラス曰く「彼の中を過ぎていった少女たちの残像 世界中のあらゆる少女たちの抜け殻」がありました。

額縁の中にたくさんの少女のシルエットが見られます。水銀燈や真紅、蒼星石、めぐのシルエットも混ざっていますね。

めぐは今、この世で最も完全に近い少女らしいです。めぐは少女であり続けることを選ぼうとしており、この世でおおよそ最も残酷な方法で実現しようとしている・・・死んで少女のままであり続けるということでしょう。

かつてローゼンが見せた彼自身の人生の人形劇の様に、黒いシルエットでめぐの回想が繰り広げられる・・・上手く娘(めぐ)を愛せない父と、絶望した娘。めぐは病気の体も、父親も、めぐ自身を縛り続けるもの全てがいらなくなった。

ローゼンって個人のことだと思っていたのですが。世界中のあらゆる少女たちの抜け殻とか残像ってどういうことでしょうか?多分元々個人だったのだと思いますが、もしかしたら父親の象徴とかたくさんの父親・・・というか男達の残像の集合体みたいなものになってしまっているのかもしれない。難しいです。

ローザミスティカの暴発でめぐの胸から水晶の柱や牙の様な物が飛び出し、近づいてきた水銀燈を貫く。
この時点でめぐの体には雪華綺晶、金糸雀、翠星石のローザミスティカがあり、それが今のめぐの心臓。めぐは水銀燈にローザミスティカを渡すことで、命を渡そうとしました。
雪華綺晶もこれは予想していなかった事態。昔、めぐは水銀燈に「命をあげる」と約束していましたがこんな所で約束果たすのですか。

めぐも水銀燈も父親に対してのしがらみがあることが、2人の共通点なんでしょうね。人工精霊は性質が似た者をドールのマスターに選ぶそうなので、水銀燈のマスターがめぐなのも理解できます。

めぐから水銀燈への「私を壊して」という願い。
水銀燈は自身の羽でめぐの胸を貫く。
この時のめぐは背中から黒い羽が生えている様に見えて、かつてnのフィールドで泣きながらローゼンを探していた裸の水銀燈を思い出させます。

「貴女も私をおいていくの?」という雪華綺晶の心の叫び。
力尽きためぐの体からたくさんの蝶が飛び立ち、涙を流す雪華綺晶の元に集まってきた場面は綺麗なのですが、何だか物悲しい。

まかなかったジュンにいらないと言われたことがありますが、雪華綺晶はマスターを求めながらも一人ぼっちでした。そんな雪華綺晶に自分から体をくれためぐ。めぐは雪華綺晶とこれまで一緒にいてくれました。マスターを求めていた雪華綺晶にとって、めぐの存在はマスターに近いものだったのではないかな。
めぐを失いまた一人ぼっちになってしまった雪華綺晶を救う存在はこれから現れるのでしょうか・・・もしかして、ジュンかも?

力尽きた水銀燈とめぐの元に現れたジュンは、いつものパーカースタイルではなくトロイメントのOPっぽい格好をしています。♪~白馬の王子様なんて信じてるわけじゃない~(聖少女領域)の辺りのジュンのことです。

雪華綺晶のつくった箱庭の世界はめぐと同じように蝶に変わって崩れ去って行きました。
「箱庭」・・・ローゼンメイデン達がかつて過ごした箱庭を模してつくられた世界なのでしょうか。
そして、自称お父様の鳥海君の体も崩れ始め・・・。

TALE63はこれで終わり。雪華綺晶のつくりものが最後に崩れていったのですが、そうなると鳥海君の存在が謎。鳥海君も、つくりものということ?
でも、普通に学校に行っていましたよ・・・鳥海君のジュンをうらやむ気持ちが具現した存在とかそういうもの?
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Add your comment