「のちのちのシトロン」1巻 天乃タカ 

天乃タカさんの新刊。

のちのちのシトロン 1巻 の感想です。

のちのちのシトロン 1 (プリンセスコミックス)のちのちのシトロン 1 (プリンセスコミックス)
(2013/11/15)
天乃 タカ

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以前連載されていた「ましまろ文學ガール」「魔女マリー」シリーズを読んでいたつながりで、購入。
天乃タカさんの絵柄が好きです。女の子のキラキラした瞳とか、ころころ表情変わるところとか、良いです。
1月6日までにのちのちのシトロン1巻と月刊プリンセス12月号か1月号に付いているポイントをはがきに貼って送ると、応募者全員に原作者の直筆サインが貰えるキャンペーンも行われています。
実は、それも欲しくて買ったのもあるのですが。

http://www.akitashoten.co.jp/news/237

主人公は久円 鈴(くえん すず)。彼女は先祖代々引き継がれてきた男性に変身できるというヒーローの能力を持っています。
変身すると力が強くなったりと超人的なパワーを得ることができるのですが、先祖の方々はその能力を使い悪者と戦っていました。けれども、それは昔のお話。
悪を倒してしまった「のちのちの」世界がお話の舞台です。
敵である悪者もいなくなった平和な世の中である現代では、変身できるヒーローが護る必要もなくなり・・・鈴も自身の能力を持て余していました。

鈴の他に、神楽坂 朋、田丸 悠という同じ能力を持った子たちが登場。
悠は鈴と同じく女から男に変身するのですが、朋は男から女に変身します。
ただし、鈴は朋のことを自分と同じ女から男に変身する子だと思い込んでいるんです。朋の方はというと、実は幼馴染であった鈴に前々から惚れていて、女友達でもいいから鈴の傍にいたいということで、本当は男だということを鈴だけには秘密にしております。
鈴は朋が幼馴染だったということ自体忘れているんですが・・・

鈴はこれまで自分の能力を困った人を助けたりとそういったことに使っていて、そこからヒントを得て3人とも持て余したヒーロー能力を有効活用し、町内ヒーローとして活動を開始することになりました。
ただし、悪者を倒すとか派手な活動ではなく人助けとか、たけのこ堀りの手伝いとか、学校の運動会の手伝いとか・・・かなり慈善活動的なことです。

変身すると体型も変わってしまうので、3人は学校のジャージを着ていることが多いのですが、そのジャージも芋ジャー呼ばわりされる具合にダサい感じで、妙に現実味にあふれていて笑ってしまいました。

今まで厄介者扱いしていた特殊体質が町内ヒーロー活動で役立ち、男の自分に自信を持ち始める鈴。
女の鈴も、男の鈴も両方好きでときめきまくりな朋。性別関係なく、鈴が好きなんだろうなあ。
鈴が昔「変身しても自分は自分」と言ってくれたことに朋は救われ、鈴が好きになったそうです。鈴のまっすぐな性格や、困っている人を助けちゃう意識をみると、精神までヒーロー体質なんだなあと感じてしまいます。

鈴は鏡に、朋は剣に、悠は勾玉にキスすることで変身しますが、変身する瞬間ハートが飛んだりキラキラして昔っからの少女漫画っぽいです。鏡に剣に勾玉って三種の神器ですね。
彼女達3人の家はヒーローの家系の御三家。その他にヒーローの司令塔を代々担う家系・三宅家と記憶操作を行う家系・結鶴家がいて、三宅家の人間として生徒会長の尋も登場。
町内ヒーロー活動に反対していましたが、親族の集まりの話や運動会の手伝いの話では、良い司令塔ぶりを発揮していたと思います。
結鶴家の人はまだ登場していませんが、絶対その内出てくるだろうな。どんな人でしょうねえ。

1巻はついに朋が男だったことがばれたところで終わり。さてさてこの後どうなることやら。

最後に・・・鈴もいいけど、さっぱりした性格の悠もいいです。姉御肌といった感じで引っ張ってくれます。彼女の活躍も、今後気になるところ。
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