蟻プロジェクト(ALI PROJECT) 「森の祭典」 歌詞予想 考察 

ALI PROJECTの「絶対音楽」を買いました。

絶対音楽絶対音楽
(2014/03/05)
ALI PROJECT

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アニメイトで買うと先着順でALI PROJECTのお二人による絶対音楽解説CDが付いたそうで、ほのかな期待を寄せてアニメイトの通販で買ったのですが・・・やっぱり買うのが遅かったので付いていませんでした。
でも初回特典「森の祭典」が聴けるURLは付いていましたので、それだけでも満足。良かったです!

「森の祭典」はALI PROJECTがインディーズの蟻プロジェクトだった時代、今から27年前の楽曲です。
CD化されておらず、唯一収録されているのがかなりレアな蟻プロジェクト時代のライブビデオのみで、正に幻の楽曲でした。
数年前に某動画サイトにそのライブビデオの動画がアップされたものを見たので「森の祭典」自体は聴いたことがあるのですが、ライブ音源のため声が聴き取りにくいところもあり・・・「絶対音楽」初回特典の方もライブ音源の様な感じで所々歌詞が聴き取り辛い部分もありますが、ビデオの方よりもはっきりとした音で聴こえます。それが嬉しいですね。

どの様な歌詞なのだろう・・・と気になるところなのですが、
CDの歌詞カードや公開しているホームページに歌詞が書かれていなかったので、そちらの方は結局わからずじまい。いつかわかる時が来るでしょうか?
とはいえ内容が気になるので何回か聴きながら自分で文字起こしして、歌詞を予想し、「森の祭典」を考察してみました。
おそらく所々間違いがあると思います。
なお、聴き取り辛いところはわからないので○○○としました。

〈個人的森の祭典歌詞予想〉

「森の祭典」 蟻プロジェクト(ALI PROJECT)

青き○○の萵苣で眠り○○○
悲しいおとぎ話の続き
もう聞きたくは無かったのに
長い髪を梳かし微笑んだ
欲魔の女が歌い出した
黎明のレクイエム それは始まり

森の中でお城を見つける 煤きかけた萵苣のでもそれは
大きな○○見せ○○○の○
霞の中歌う薔薇も蝶も
何もかもまやかしその姿も
○○○○○○○○○○○○○○○
臆病なの全ては闇の中

裸足のまま土を歩いた後から
名も無い虫達が付いてくるの
言葉を持たない蛹の誘惑
いつの間にか魅入られてるの いけない

ここからは二度と抜け出せはしない
めくるめく世界 銀の羽が飛び乗る
祭壇の上の 迷える子羊
暗闇の中に 全てが現れるの

詰め替え青く染めてしまえば
翼広がって立って踊る
壁も朽ち 染みも穴だらけ
蝙蝠達の奥の果てで
見つめ合う特別な人って
○○○○○○○○○○○○○○
捕まえたら全てを受け入れる

逆立ちする恋の欲心への魔物
ハハトームは呟き 犬は駆ける
震える体を どうか抱きしめて
いつの間にか何もかも出し ○○○

ここから二度とは もう抜け出せない
何もかも忘れ 羽を手折って生きるの
祭壇の上の 哀れなる少女よ
怯える体に 笑い声が響くの
森の底で夜が更けるわ

〈文字起こししてみての感想〉

所々「間違っているんじゃないか」という不安要素がありまくりです。特に早口なところは聴き取りにくく、「進みかけた萵苣の」「蝙蝠達の奥の果て」とかあまり自信がないです。進みかけた萵苣ってどんなの?
※最初「進みかけた萵苣の」としていましたが、「煤きかけた萵苣の」に修正しました。「すすり」「すすみ」「すすき」どれにも聞こえるので、間違っているかもしれません。
おそらく私よりアリカ様の方が語彙が豊富なので、私の脳の中でくるくる考えを巡らせても、どうしても言葉が思い付かない所もありました。

〈個人的森の祭典考察〉

森、萵苣(ちしゃ)、長い髪、欲魔の女から「ラプンツェル」の物語が連想されます。
皆がよく知っている童話の方でなく、初版の王子と逢瀬を重ねるうちに肉欲に溺れ、妊娠してしまった「ラプンツェル」の方です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%AB

・ラプンツェルは萵苣と言う意味
・ラプンツェルは森にある塔に住み、長い髪を持つ
・「欲魔の女が歌い出し」・・・肉欲に溺れたラプンツェルのことではないか

「青き○○の萵苣で眠り○○○
悲しいおとぎ話の続き
もう聞きたくは無かったのに
長い髪を梳かし微笑んだ
欲魔の女が歌い出した
黎明のレクイエム それは始まり」
悲しいおとぎ話・・・肉欲に溺れてしまったラプンツェルの物語。
誰かが悲しいラプンツェルの話を聞いているのか。
それとも「欲魔の女」と成り果てたラプンツェルが誰かに自分自身の物語を話し、聞かせているのか。
ラプンツェル自身が過去の自分の物語を回想しているのか。

「森の中でお城を見つける 煤きかけた萵苣のでもそれは
大きな○○見せ○○○の○
霞の中歌う薔薇も蝶も
何もかもまやかしその姿も
○○○○○○○○○○○○○○○
臆病なの全ては闇の中」
この辺りは上手く聞き取れませんでした。
森の中でお城=ラプンツェルの住む塔を見つけるといった場面でしょうか。
ラプンツェルはこの時まだ肉欲など知らぬ、純粋な少女で、閉ざされた塔の世界しか知らなかった。
ラプンツェルの周りは薔薇や蝶等の綺麗なものしかない。しかし、世の中は綺麗なものばかりではなく、今ラプンツェルのいる綺麗なものしかない世界はあくまでもまやかしの世界。
ラプンツェルの知らない世界は、闇の中に広がっている。

「言葉を持たない蛹の誘惑 いつの間にか魅入られてるの いけない」
王子に出会い、肉欲の世界に誘われていくラプンツェル。蛹の誘惑は、性の世界への誘惑。蛹から蝶に孵化するよう、ラプンツェルも蛹(少女)から蝶(大人の女性)に変わっていく。いけない、いけないと思いつつもラプンツェルは王子と逢瀬を重ねてしまう。

「ここからは二度と抜け出せはしない めくるめく世界 銀の羽が飛び乗る」
ラプンツェルは結局、肉欲の世界にどっぷりはまりこんでしまう。ここから=性の世界からは二度と抜け出せなくなってしまった。

「祭壇の上の 迷える子羊 暗闇の中に 全てが現れるの」
ラプンツェルの物語には祭壇が出てきません。祭壇・・・高い場所のイメージでラプンツェルが住む所を祭壇と例えたのかもしれないです。
「祭壇の上の 迷える子羊」は迷いながらも肉欲の世界に入り込んでいく塔の上のラプンツェル。「暗闇の中」は肉欲、性のイメージ。

「詰め替え青く染めてしまえば
翼広がって立って踊る
壁も朽ち 染みも穴だらけ
蝙蝠達の奥の果てで
見つめ合う特別な人って
○○○○○○○○○○○○○○
捕まえたら全てを受け入れる 」
「壁も朽ち 染みも穴だらけ 蝙蝠達の奥の果てで 見つめ合う」・・・塔でラプンツェルと王子は逢瀬を重ね、時間が経った。時には相手である王子と見つめ合い、「特別な人」とラプンツェルは囁く。塔の壁は朽ちて染みがあって、穴も空き、蝙蝠も住み着いている。「捕まえたら全てを受け入れる」は、何を捕まえて何を受け入れるのかわかりませんが、肉欲の世界に溺れた自分自身(ラプンツェル)もしくは自分の中の性、少女では無く女としての自分を「全てを受け入れる」ということでしょうか。

「逆立ちする恋の欲心への魔物」
プラトニック的、精神的な恋と言うよりも、肉体の快感の方に溺れてしまった。「恋」が純粋で、綺麗なものだとしたら、今のラプンツェルはそれと真逆の位置にいる。だから「逆立ちする恋」。ラプンツェルは肉体の悪魔?肉欲の悪魔?の様な魔物に唆されてしまった。(「逆立ちする恋の○○○○の魔物」と聴き取っていた時の考察です。)
※最初上手く聴き取れずに「逆立ちする恋の○○○○の魔物」としていましたが、再度聴き直し「逆立ちする恋の欲心への魔物」ではないかと判断し、直しました。
そうした上での再度の考察ですが、恋の中にある「欲心」へ誘っていく「魔物」がいて、その魔物はラプンツェルをまるで「逆立ちする」様にからかい、唆す・・・という構図かとも思えます。

「ハハトームは呟き」
ハハトームという悪魔がいて、その悪魔がラプンツェルを肉欲の堕落した世界に誘惑しているのだ・・・ということかと思いきや、ハハトームと言う名前の悪魔は見つかりませんでした。「ハハトーム」は聞き間違えかもしれません。
※ALI PROJECT好きの姉から「ハハトーム」じゃなくて「バハムート」じゃない?という指摘がありました。
「バハムート」は「ヨブ記」に登場する怪獣です。「バハムート」と聞いて、もしかしたら「バフォメット」(有名な山羊の頭の悪魔)なのではないか?とも思いました。

「震える体を どうか抱きしめて いつの間にか何もかも出し ○○○」
「震える体」・・・肉欲に溺れてしまう自分、大人になりかけている自分、性の世界をラプンツェル自身まだ受け入れきれないことを例えているのでは?
もしくは、もう思いっ切り肉欲に溺れまくり、「震える体を どうか抱きしめて」とラプンツェルが王子に言って迫り、「いつの間にか何もかも出し」裸になって、また肉欲に溺れていく・・・という図なのではないかとも思います。
ちょっと前までは純粋な少女だったのに、いつの間にかラプンツェルは男(王子)に甘い言葉を囁く程の「欲魔の女」に成り果ててしまったのかもしれません。

「ここから二度とは もう抜け出せない 何もかも忘れ 羽を手折って生きるの」
一度知ってしまった蜜の味を忘れることはできない。肉欲の世界から出ていくことなどできないと悟ったラプンツェル。
「何もかも忘れ 羽を手折って生きるの」は
純粋だった今までの自分を忘れてこれからは肉欲に溺れながら生きるということか、肉欲以外の全ての事柄を忘れて肉欲に溺れながら生きること、ではないかと解釈しています。

「祭壇の上の 哀れなる少女よ 怯える体に 笑い声が響くの 森の底で夜が更けるわ」
塔という祭壇の上に住む、肉欲に溺れた哀れなる少女、ラプンツェル。
性の世界に入り込むことにまだ怯えているが、その一方で快楽を感じ笑っている。
今日もこうして王子と秘密の逢瀬を交わしながら、森の夜は更けていく・・・。

〈まとめ〉

「森の祭典」は初版のラプンツェルの物語をテーマにしており、純粋だったラプンツェルが性の世界を知り、いけないと思いつつももう引き返すことが出来ない程肉欲に溺れてしまい、ついには欲魔の女に成り果てていく・・・という歌なのではないでしょうか。

アップテンポな曲調に乗せて、なかなか黒い内容の物語が進んでいくのがちょっと怖くもあり、ALI PROJECTらしいなあ・・・と思います。

ラプンツェルの物語の初版の話を聞いた時は、私自身衝撃でした。おとぎ話や昔話は、「ラプンツェル」の様に最初は性的なものや残酷なものだったのに、後々内容が変えられそちらが後世に伝わっていることが結構あるようですね。

「森の祭典」から、森の奥で行われる謎の祭り、祭繋がりで蟻プロジェクト時代の楽曲「アンジェノワールの祭儀」の様な歌を自然に想像していましたが、まさか「ラプンツェル」の歌だったとは。予想も付きませんでした。

蟻プロジェクト時代の楽曲「森の祭典」と「鬼百合の呪文」、そしてインスト曲の「フラネールの幻想」はCD化されていません。※「フラネールの幻想」はカセットマガジン「Hi'LDE Vol.4」のカセットに収録されたことはあります。
何で、CD化されなかったのでしょう?たまたま?
今回の「絶対音楽」初回特典の「森の祭典」もCD等に収録するために録ったものでもなさそうなので、本当に幻の楽曲で、CD化すら予定していなかったのかな。
てっきりこれら3曲、+「ケロケロック」と「あんなかお こんなかお」はALI PROJECTのお2人に忘れ去られてしまったものだと思っていたので、本当に、今回憧れの「森の祭典」を聴くことが出来て良かったです。
「森の祭典」がこうして世に出てきたので、後々「鬼百合の呪文」が聴けるようになることや、幻の楽曲を再び歌う!何てことも起こるかもしれませんね。案外まだ知らない新しい幻の曲が出てきたりするかもしれない・・・。

ALI PROJECTは歴史が長い分、まだまだ私の知らないことがいっぱいあってそれを発見すると面白いです。
時代によって曲調や歌詞の持つ印象の変化がありますが、最近の「私の薔薇を喰みなさい」「令嬢薔薇図鑑」等の楽曲も、蟻プロジェクト時代の昔つくられた楽曲も、両方やっぱり好きですね。
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2014.06.03 Tue 21:04
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Name - 紅ネ  

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ぴあさん初めまして。コメントありがとうございます!
ぴあさん自身の歌詞予想、大変参考になります。特に私がよく聴き取れなかった、
♬青き「月の下で眠りましょう」 ~
♬森の中でお城を見つける 煤きかけた萵苣のでもそれは 「大きな木が見せた幻」~の部分のご意見を貰えてありがたいです。謎が解けた気分になりました!
森の祭典は声がはっきり聴こえない上に、アップテンポの曲で歌詞を聴き取るのはなかなか大変なのだと、改めて曲を聴きながら感じます。
どんな歌詞なんでしょう。本当に、早く歌詞公開されてほしいですね。ついでにアリカ様がまた歌って下さると嬉しい・・・なんて思ってしまいます。
2014.06.03 Tue 22:21
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