親知らずを抜きました。(右上編) 

本日右上の親知らずを抜いてきました。
抜くのにかかった時間は5秒程度。
「麻酔掛かっているかちょっと調べますね」と先生に言われている内に何か触られて、ぐいっとされていつの間にか抜けていた。な、何だと・・・!?

久しぶりに抜歯するのでそれはもう、緊張していて何だかそのせいかおかしな笑みがこぼれ落ちてきてといった位だったのですが、すんなり抜けて驚きました。緊張度は前に出て発表したり、面接したりする時と匹敵するレベルで、抜歯した後も手と足がプルプル小刻みに震えていてうがいする時コップが上手く持てなくて焦る、焦る。先生も表情を見ればわかるのか「緊張してますね~」と抜歯直前にこやかに歯科助手のお姉さんと診察台でひきつった笑顔の私を囲みながら言っていました。

数年前下の親知らずを抜きましたが、下よりも上の方が簡単に抜けるそうですね。下の方も割と簡単に抜けましたが、その時よりも今日の方がだいぶ楽でした。

普段たまに痛くなるのは左上の親知らずでしたのでそちらを先に抜くのかと思いきや、「じゃあ今日は右上の親知らずを抜きますね」と先生からまず一言。
左の方を抜かれる気満々で、朝ごはんを食べながら「今日でこの親知らずともお別れか・・・」何て噛みしめながら思っていたので、それを聞いた瞬間「ぇえぇっ!?」と声にならない心の叫びが頭の中に響きました。
何でも先生曰く「右上の親知らずの方が抜くの簡単なんですよ」とのこと。技術的にそうなのか、それとも私の左上の歯がちょっと抜きにくいのか・・・どっちなんだろう。そんなことを考えたら不安になってきた。その言葉の真意を聞いておけばよかったなあと今更ながら後悔。

何はともあれまた親知らずが1本減りました。
私の場合親知らずはきっちり上下左右4本生えており、その内既に下の2本は抜いていたので今回のものと合わせると3本親知らずを抜いたことになります。
こうやって親知らずを1本抜くと勝手に「大人の階段をまた1歩上ったなあ・・・」という気分。♪おとなの階段上る 君はまだシンデレラさ~♪と想い出がいっぱいのメロディーが脳内BGMとしてこれまた脳内ウォークマンからシャッフル再生されています。
まあ、親知らずを抜いたからと言って大人になれるわけではありませんがねえ。ただ何かを超えるという意味で、アフリカとかパプアニューギニアとか東南アジアあたりの部族が成人になるために儀式を通過しなければいけないっていうのを思い出しました。Google先生で検索すると身体にタトゥーを彫ったりとなかなか痛そうな、いや説明文を読んでいるだけでも痛みを感じてしまう位の痛みと苦しみを伴うであろう成人の儀式があって、怖くなりました。

現代日本ではそういう痛そうな成年儀礼は一般的に知られるところでは存在しません。しかし・・・こうやって親知らずの抜歯を経験しますと、ある意味これも成年儀礼みたいなものかなと感じさせられます。
親知らずが伸びて来るとそれはそれで痛いですし、炎症を起こしてしまうこともありますし、抜歯するとやっぱり痛いし血は出るし不便。そして横向きに生えた親知らずなんて抜歯するのにも大変で、病院にて手術することだってあるのです。

今日は右上の親知らずを抜歯しましたが、また近い内に左上の親知らずを抜歯するそうです。私の姉は病院に行って抜かないといけないくらい抜歯が大変な親知らずで、それに比べれば私の親知らずは簡単な部類だと思いますがそれでも抜歯後は痛みもあって色々と気にすることもあって大変さを感じます。学校とか、仕事とかあったら予定調整とかも大変ですから、ある意味何もしていない今抜くことができて運が良かったかな・・・!

こんな具合で、左上の親知らずさんも無事抜けると良いのですがね・・・前に下の親知らずを抜いた時、なかなか麻酔が効かなくて時間が掛かったことがあったのでそういう恐怖もあるんです。無事に、無事にすっぽんと抜けますようにと今から祈っておきます。
無事終わってくれればそれだけで嬉しいです。やっぱり痛いのは怖いですし。歯医者行くたびにマゾな方に取っては歯医者って楽しいのかなとか思ってしまいますよ。あれだけ歯削られたり、麻酔の注射刺されたりするのですから。私は今まで抜歯以外に、矯正やったり(矯正器具付けて何日か慣れるまで痛みがあった。)、あちこち虫歯治療したり、舌の動きが悪いからと言って2回ほど裏側の腱を切られたり(これが最高に血が出て最高に痛かった。小学生の時に矯正治療の一環でやったのですが、メスですっと切った1回目は治療中も傷口がふさがるまでの治療後も地獄でした。ちなみに2回目はレーザーで焼き切ったのですぐ傷口もふさがり切った後も「何か焼き魚の味がする」とのん気なことを言って割と楽に終了。)、幼い頃はあまりにも暴れた時診察台に縛られたり抑えつけられたりしたことがあります。
最近は技術も良くなったからなのか昔よりも治療が痛くないと思うのですが、こういう経験があるからなのか心に恐怖心が植えつけられている気がしてやっぱり今も治療は怖いです。

抜き終わった後、歯科助手か歯科衛生士の方が抜いた親知らずを小さいケースに入れてくれて、そのまま持ち帰りました。私は今まで抜いた親知らずも全部保管していて、帰宅後「そういえば昔の親知らずどうなったかな~」と思ってそちらを見てみたら親知らずが入っているケース内で虫が死んで汚れていた(多分虫の死骸と糞と歯に付いていた血とかで)・・・結構これがショックでした。
もう捨てちゃおうかと思ったんですが、何かそれも嫌で、実験欲が出てきて漂白剤に入れたら落ちるかなと思ってやってみたら綺麗なつやつやの白い歯になりました。今更ホワイトニングしても無駄なんですが。抜けた後ですからねえ。

あとまたまた抜いた後の話ですが、帰ろうとした時血が口の周りで汚れていて、それに気付いた歯科助手か歯科衛生士のお姉さんが「口に血が付いてますよ~」とティッシュできゅっと拭いてくれてその時私の中の百合心が花開きました。マリみてのタイが曲がっていてよならぬ口に血が付いていてよ、です。「ちょっと百合っぽいなあ・・・」なんて思ってしまうオタ心。(君は歯医者で何を考えているんだ!と1人ツッコミを入れたくなる。)
最初通い始めた頃は慣れなくて先生にも歯科助手・歯科衛生士のお姉さん達にも恐怖心を抱いていましたが、長きに渡る虫歯治療でその気持ちもだいぶ小さくなったものです。毎週通っていますからね、慣れてきます。気軽にふらっと行く場所ではありませんが、ちょっと自分の慣れた場所、行くことのできる場所が増えた気がするのです。こういう感じで、自分の居場所とかも増やせると良いんだけどなあ。

明日は消毒です。それから、全く親知らずとは関係ない話ですが明日長年放置されてほこりが降り積もっていた古いパソコンとプリンターとデジカメを宅配買取サービスで送ってしまいます。これで少しでも物置がすっきりするでしょうか。
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