『町でうわさの天狗の子』11巻 岩本 ナオ 感想 

以前より読み続けていた漫画「町でうわさの天狗の子」11巻(岩本 ナオ)を読んだので、感想を書きます。

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(2013/07/10)
岩本 ナオ

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・・・もう戻れない・・・
帯に書かれていたこの言葉と主人公・秋姫がひとりぼっちの表紙は11巻の内容を物語っています。

このブログで「町でうわさの天狗の子」について書くのは初めてなので、ちょっとだけあらすじも紹介します。

主人公・刑部 秋姫(おさかべ あきひめ)は天狗の父と人間の母を持つ天狗の子。といっても見た目は普通の女子高生。普通の子とちょっと違うのは大食いな所と力持ちな所ぐらい。
物語の最初は天狗の修行を嫌い普通の女子高生ライフを送りたがっていたのですが、段々と修行を始めていくうちにその才能を開花させていきました。まあ、元々資質があったそうですが。

幼馴染の瞬ちゃん、仏師としての才能があるタケル君、親友のミドリちゃん、秋姫と同じ天狗の子の紅葉ちゃん、眷属の動物たち、天狗の父や自由奔放な母などなどに見守られながら、秋姫は日々を過ごしています。

舞台は現代ですが、内容はファンタジー。天狗の子であることを別に隠しているわけでもなく、この世界の人たちは当たり前のようにみんな受け入れちゃっています。

秋姫は段々と力が目覚め始め、その変化を不安に思っている節があるのですが、11巻でついに覚醒の時がやって参りました。

ここから11巻の感想です。


10巻より秋姫達は奈良に修学旅行へ行ってます。
そして11巻にてこの修学旅行編がクライマックス。

奈良に住む鬼の一族との戦いが10巻より続いておりましたが、そのさなかに秋姫の力が覚醒します。
大きな力を使ったことで普通の女子高生だった秋姫の姿は狐の様な毛や耳、しっぽが生え、人間ではなくなってしまいます。
秋姫曰く「次の大晦日の日にある月食には完全に狐になっちゃう」そうです。
秋姫が言っていることは本当なのかな?

鬼との戦い以降、秋姫は友達の前にも瞬ちゃんの前にも現れませんでした。
女子高生なのに、たくさん毛が生え耳もしっぽも生え、意味わからない力も目覚めてそりゃショックで姿隠したくなるよ、秋姫。

修学旅行が終わっても姿を表さない秋姫を気遣いたくさんの人からメールが来ます。このシーンがとても印象的。見開きのページいっぱいにそれぞれ届いたメールの画面がたくさん書かれているんです。自分がメールを見ている気分になる。秋姫愛されとるなー。
この後秋姫の両親が現れ、もう、秋姫から溜まっていた感情が一気に溢れ出します。

もう少しで狐になってしまう前に、話したいことがあると言って瞬ちゃんの元を秋姫は訪れます。
眠っている瞬ちゃんの横で、「今まで話してなかったこと」を語り出す秋姫。
ここで11巻は終わりです。

多分、瞬ちゃん起きているんだろうなー。秋姫は自分の変化を受け入れることができるのか?
本当に秋姫は狐になってしまうのか?
長かった物語がいよいよ終わりに近づいています。
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