「ソマリと森の神様」 暮石 ヤコ 

「ソマリと森の神様」 暮石 ヤコ

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人では無い、人外の者達が支配し、人間達は迫害され滅びつつある世界。
森の守人であるゴーレムと、彼に拾われた人間の少女・ソマリ。ソマリの両親を探す二人の旅の物語。


最近人気の人外ジャンルの漫画!ちなみに、1巻初版の帯には「魔法使いの嫁」のヤマザキコレさんのイラストとおすすめ文がくっついています。

ソマリから“おとうさん”と呼ばれるゴーレム
二人は両親を探し旅を続けている訳ですが、とにかく・・・人間がいない。

人外はいっぱい出てきますよ。ただ、人間は迫害されていることもあり森に暮らすおじいさん位しか1巻の時点では登場していません。

いったい、人間はどこへ行ったのか?なぜこんな世界になってしまったのか?そしてソマリの両親は生きているのか?

読みながら、何回も思ってしまった。
この世界ではあまりにも、人間に関する情報が少なくてとても謎が多い。
書物も残っていなくて、人間自体とても少ない。
この世界の闇の部分がとても気になる。

人間はなぜあんなに争うのかわからない・・・1話に登場する街の人外達はそう話します。
ただ一方で、人外達は過去、人間達を食べたり、狩りの対象にしたり、ペットにしたりしていた。
人間の争う心というものは、確かに醜いです。けれども、その人間達に対する人外達の感覚も恐ろしいものがあります。

でも、よく考えれば現実で、私達人間は動物を殺して食べたり、狩りの対象にしたり、ペットにしたり、人外達と同じことを行っている訳で・・・人間だってこの人外達と変わらないな。立場が逆転しただけ。

それから、もう一つ気がかりなのがゴーレムの寿命。
ゴーレムは長命という設定なのですが、この主人公のゴーレムは既に長い時間を生き、残りの寿命は約1年程なのです。
つまり、ソマリと二人旅ができるのにもタイムリミットがある。

1年、と聞いて、本当にソマリの両親は見つかるのか?と不安に思ってしまった。

ゴーレムの寿命が尽きる頃、ソマリの両親が見つかるということもあると思いますし、結局見つからずにゴーレムが死んでしまうという可能性もあります。
ソマリがゴーレムの寿命を知っているのかどうか、わかりませんが、1つこのゴーレムの命のタイムリミットが押し迫っていることが気がかりなのです。

最後に・・・
人外だらけの世界と言うことで色々な種族が登場するんですよね。

モンスターっぽいのから、和風な感じの鬼、そして世界のあらゆる書物を管理する種族である魔女に可愛らしい妖精。
魔女の図書館と魔女の街が登場しますが、いいな、行ってみたい。
この世界の魔女は世界中の知識の塊である本を集めて管理し、それから得た知識で食べ物とか製品とか作って各地で売ったりしているそうです。ちょっと独特の設定かもしれませんね。
お話に登場した本の虫なボーイッシュ魔女プラリネ(姉)と、真面目なしっかり者魔女ヘイゼル(妹)の魔女姉妹が好きです。また登場しないかな~

webコミックぜにょんで「ソマリと森の神様」は試し読みができます。
http://www.zenyon.jp/lib/top.php?id=15
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