「大正処女御伽話」1巻 桐丘 さな 

「大正処女御伽話」1巻 桐丘 さな

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大正時代、事故により右手が不自由となり親からの期待も失った青年・志摩珠彦の元へやって来たのは夕月という少女。彼女は珠彦の世話をさせるために彼の父親が買った嫁であった。夕月(ユヅ)の優しさは、事故にあって以来世の中に絶望していた珠彦の生活に変化をもたらして・・・


ああもう一家に一台・・・じゃなくて一家に一人ユヅがいてほしい。


珠彦の家はお金持ちの様で、彼自身も色々期待されながら育って来た訳ですが、事故にあいそれも一変。まるで手のひらを返されるかのごとく、周囲からの扱いが激変してしまった・・・特に、父親がひどい。珠彦はこの父親によって家から離され、千葉の田舎で療養することとなり、やがて嫁として買われた夕月と一緒に暮らすようになる訳です。


珠彦自身も期待されることでしか、自分の価値を見出すことができなかったのかもしれません。だからこそ、この父親からの拒否反応はかなりショッキングなものだったのではないか、と思います。


夕月は、見た感じ小動物っぽくてとっても癒し系な少女なのですが、その包容力はとても少女のものとは思えない程。優しいお母さんの様にも感じられるんですよね。色々と珠彦に世話を焼いてくれるのですが、なかなか結構強引な一面も見られます。けれどもあまり嫌味な強引さではなくて、手をくいっと優しく引っ張って連れ出してくれるような印象で、珠彦も彼女の優しさに惹かれているのかな。美味しいご飯を作ってくれたり、どこか出かけたり、決して特別なことをしている訳ではありませんが、優しさが溢れていて汚れた心が浄化されていく気がします・・・。


公式HP&試し読みはこちら↓

http://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/taishootome_otogibanashi/

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